ホーム > 青年部会「火育出張教室」(砥部町立麻生小学校)の活動報告を掲載しました
火育出張教室in宮内小学校
令和元年10月29日(火)、八幡浜市の宮内小学校において、6年生39名並びに保護者を対象に【火育×地産地消】の火育出張教室が実施されました。
今回の出前授業は、小学校の学年PTA活動の一環として計画されました。
まず【火育】の部では、10時00分より、家庭科室でスライドを使いながらクイズを出題するなど、児童の皆さんに関心を持ってもらえるよう工夫をしながら、「火について」、「火と人の関係」、「人と火の歴史」、「LPガス」、「災害に対するLPガス」について学んでもらいました。
座学終了後10時30分より、外に移動して、まず煮炊釜、LPガス発電機の稼働体験を行い、LPガスが災害に強いことを知っていただきました。
次に、マッチ擦り体験を行いました。火を扱ったことがある児童も少なく、火をつけるだけでも一苦労の様子でした。スタッフもサポートしながらすべての児童にマッチ擦りを体験してもらいました。次に10時40分より、かまど体験、組立て式かまどを用いて愛媛県産の新米とミネラルウォーターでご飯を炊く体験学習を行いました。スタッフからかまどや羽釜などについて説明があった後、実際にかまどを使った炊飯に取りかかりました。代表の児童が薪にマッチの火を投げ入れ、かまどの火力を上げる際には、何人かの児童に火吹き竹で空気を送る作業に挑戦してもらいました。
かまどのご飯を炊いている間の11時00分より、児童の皆さんには古代の火おこし体験(紐キリ式火おこし)に挑戦してもらいました。
スタッフが紐きり式火おこしのお手本を見せて、麻綿を使った発火デモを行うと大きな歓声が上がっていました。
その後、児童の皆さんにはグループに分かれてもらい、火おこしに挑戦してもらいました。児童同士でペアを組んで挑戦してもらいましたが、なかなか火種ができない児童は、スタッフや先生に手伝ってもらいながら、やっとの思いで赤く燃える火種ができると、「火が付いた」と歓声を挙げていました。