ホーム > 青年部会「火育出張教室」(砥部町立麻生小学校)の活動報告を掲載しました
火育出張教室in八坂小学校
令和元年11月17日(日)、松山市の八坂小学校において、生徒21名並びに保護者を対象に【火育×地産地消】の火育出張教室が実施されました。
今回の出前授業は、小学校の学年PTA活動の一環として計画されました。
まず【火育】の部では、視聴覚教室でスライドを使いながらクイズを出題するなど、児童の皆さんに関心を持ってもらえるよう工夫をしながら、「火について」、「火と人の関係」、「人と火の歴史」、「LPガス」、「災害に対するLPガス」について学んでもらいました。
座学終了後、外に移動して、煮炊釜の展示、LPガス発電機の稼働体験を行いました。
近年災害も多く、参加された保護者の方も関心を持たれた方も多く、LPガス発電機の稼働時間や家庭用に持つことができるかなどと質問された方もいました。
次にかまど体験、愛媛県産の新米とミネラルウォーターでご飯を炊く体験学習を行いました。
また、今回は学校が災害用かまどを所持していた為、そちらのかまどを用いて体験を行いました。
代表の児童が薪にマッチの火を投げ入れ、かまどの火力を上げる際には、何人かの児童に火吹き竹で空気を送る作業に挑戦してもらいました。
次に、マッチ擦り体験を行いました。火を扱ったことがある児童も少なく、火をつけるだけでも一苦労の様子でした。スタッフもサポートしながらすべての児童にマッチ擦りを体験してもらいました。
続いて、古代の火おこし体験(紐キリ式火おこし)に挑戦してもらいました。
スタッフが紐きり式火おこしのお手本を見せて、麻綿を使った発火デモを行うと大きな歓声が上がっていました。
その後、児童の皆さんにはグループに分かれてもらい、火おこしに挑戦してもらいました。親子でペアを組んで挑戦してもらいましたが、なかなか火種ができない児童は、スタッフに手伝ってもらいながら、やっとの思いで赤く燃える火種ができると、「火が付いた」と歓声を挙げていました。